なお、2012年1月1日以降から首都高速道路と阪神高速道路の通行料金仕組みが、均一料金制から距離別料金制へ移行し、ETC非搭載車の首都高速・阪神高速の通行料金が事実上値上げとなるため、ETC車のさらなる増加が予想される。 2006年4月1日以降は、ハイウェイカードの活用が出来なくなったため、一般化がさらに加速され、2014年4月現在の活用率は89%に達している。 しかし、額面が3万円や5万円の高額なハイウェイカードの偽造問題による廃止や、以前の法人向け割引である別納割引に代わり、ETCの活用が前提の大口・多頻度割引に移行した事、これを含め後で延べのETC割引制度が拡充された事、更には車載器のプライス低下と支援金があり、主に深夜に長時間走行する長距離トラック、それに高速バスや観光バスを中心に急速に一般化した。 一般活用開始後も当初は、利用登録料や車載器施工費の負担があり、ETCカードの発行申し込みが必要になり、申込み手順が煩雑であるため、普及が鈍かった。